こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。

今回のテーマは手作り品で楽しむ北欧インテリア。

既製品を購入するのは簡単ですが、お気に入りの商品が見つからなければ手作りしてしまうという方法もありますね。

実は、北欧インテリアのアイテムは比較的手作りしやすいんです。

そこで今回は、手作りのメリットや手作りで北欧テイストを出すポイントについてお伝えします。

北欧風も可能？手作りできるインテリアアイテムとは

インテリアアイテムを手作りする場合、まずはシンプルな形状のものから挑戦してみるのがおすすめです。

たとえばコースターやランチョンマットのように、小さなサイズで四角形や丸といった単純な形のアイテムであれば、ハンドメイド初心者でも始めやすいでしょう。

決して複雑なワザやたくさんの材料が必要なわけではありません。

コルクボードやホワイトボードの枠を北欧テイストのマスキングテープでデコレーションするだけでも、北欧テイストの雑貨は出来上がります。

インテリア生地やマスキングテープなどを取り扱っている手芸店ですぐ材料を準備できますいですから、思い立った時にすぐ作り始めることができます。

一からアイテムを作るとなるとハードルが高いという場合は、材料が一式そろっているキットを購入するといいでしょう。

クッションカバーなどのキットだと、生地本体にクロスステッチ刺繡ができるよう刺繍糸もセットされています。

さまざまなデザインがありますから、好みのデザインを選んで一つ仕上げてみることで、ハンドメイドに対する敷居の高さも薄れていくはずです。

普段からハンドメイドをしている人であれば、布物だけでなく木製品に挑戦してみてもいいでしょう。

小さな棚やカゴなどを作ったり既製品にペイントしたり、さまざまなオリジナル品を手作りしていくと楽しいですし、愛着もわきますね。

雑貨＋ファブリックの手作りで北欧インテリアを実現

北欧テイストのインテリアアイテムを手作りする場合、よく使うのがファブリックです。

高い人気があるマリメッコや、最近人気が広がってきているリサ・ラーソンなどの代表的な柄のタイプから、幾何学柄などの定番タイプまで、そのデザインはさまざま。

簡単に手作りできるという点がポイントなので、100円ショップやホームセンターですぐ手に入る材料を使ってファブリックと組み合わせたオリジナル品を作ってみましょう。

超かんたん！ファブリックパネル

雑貨＋ファブリックという組み合わせで簡単に手作りできるのは、ファブリックパネルです。

100円ショップやホームセンターなどで販売されている枠付きの木製パネルとファブリックを組み合わせて作ります。

表面にファブリックを合わせ、四方の枠に沿って裏面からタッカーと呼ばれる大型ホッチキスを使って留めるだけ。

タッカーの使い方に慣れるまでが少し大変ですが、そんなに難しくはないのですぐできるようになります。

ファブリック×フォトフレーム

また、フォトフレームを使った額を手作りするのもおすすめ。

写真を入れる部分に、カットしたファブリックをはさみこんで閉じるだけで完成します。

フォトフレームの色とファブリックの柄の色を合わせれば、おしゃれな雑貨があっという間に出来上がりますから、いろんなバリエーションで作ってみるのも面白いですね。

ファブリック×ペン立て

プラスチック製のペン立てやボックスにファブリックを貼り付けて、北欧テイストの小物入れにするのもいいでしょう。

ペン立てやボックスのサイズがいくつかあるのなら、1つずつ購入して同じファブリックを貼ることでおそろいの収納アイテムが出来上がりますよ。

少しずつ手作りアイテムを増やして個性を演出

好みのファブリックを選んでさまざまなオリジナルの北欧テイスト雑貨をハンドメイドしていると、ついアイテムの数が増えてしまいがちです。

ハンドメイドそのものを楽しんでいるのならどんどん手作りしていってもいいのですが、ひとまず北欧インテリアに合わせるための雑貨を手作りするのなら、使う予定のあるものをひとつずつ手作りしていくのがおすすめです。

インテリアは心地よく毎日を過ごすために作り上げていくものですから、本来は一気に作るのではなく、ライフスタイルや季節などに合わせてゆっくりじっくり取り組むべきこと。

手作りアイテムについてもその考えは同じです。

ひとつ何か欲しいアイテムを手作りして、それを置いてみたり使ってみたりして、その間に「ここにもこういうものがあるといいな」と感じたら手作りしてみる。

部屋全体のバランスを崩さないためにも、少しずつ増やしていくようにしましょう。

まとめ

北欧テイストの雑貨を手作りするのはとても楽しい作業です。

手作りすることで愛着も高まりますから、大切に使うようになり、結果的にアイテムの数を増やさなくても快適に過ごせるようになります。

雑貨の手作りを通して、おしゃれでシンプルな北欧インテリアを楽しんでくださいね。

ではまた、いのこでした。