一人暮らしでもこだわりたい!寝室のインテリアのヒント3点
ベッドだけではなく、寝室全体のインテリアにこだわってみましょう。ごちゃごちゃ小物を置くのではなく、スッキリさせた空間と照明でリラックスできるようになりますよ。

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
2年前に家具を購入してくださったお客様から、お知り合いを紹介していただきました。
この方からいただいた紹介は実に8件、「元気してる? それでね……」とお電話くださいます。
直接のお仕事自体は終わっていてもこうしてご連絡いただくとうれしいですね。
さて、今回のテーマは一人暮らしの寝室インテリア。
くつろげるインテリアにまとまった部屋は居心地がいいもの。特に寝室は、一日の疲れを癒すための場所なので少し工夫を加えたいですよね。
落ち着けるインテリアをつくるには、「すっきり感」と「適度な暗さ」がポイントです。そんなインテリアをつくるためのヒントを3つご紹介しましょう。
ベッドは壁紙のベースカラーと合わせよう

寝室の中で、ベッドがいちばん大きいですよね。そのため、ベッドの色には部屋全体の印象を決める力があります。
この力を上手に生かすには、寝室の壁紙のベースカラーと合わせるという方法がおすすめです。
ベースカラーというのはその部屋の壁面にもっとも多く使われている色のこと。
参考:おしゃれでシンプルな部屋にする秘訣!誰でも簡単コーディネート術
4面とも同じ無地の壁紙であれば、その壁紙の色がベースカラーとなります。
ストライプや花柄の壁紙が使われていたら、その柄の中で使われている色のどれかをベースカラーとしてもOKです。
ベースカラーとベッドフレームの色を同系色にすると、部屋の中で使われている色の数をおさえられるので、すっきりとした印象にまとめることができます。
たとえば、ベースカラーがホワイトやベージュであれば明るめの色の木製、グレーであればシルバーのステンレス製を合わせるとしっくりきますよ。
すでに持っているベッドのフレームと寝室の壁紙の色がはっきり違う場合は、貼り直しができるタイプの壁紙やウォールステッカーなどを使って、DIY感覚で壁をデコレーションするのもおすすめ!
以下のページを参考に、壁紙の貼り替えにチャレンジしてみましょう
ベッドカバーとカーテンの色を揃える

すっきり感を出すためのヒントをもうひとつ。
シングルサイズのベッドだと約1m×2mというサイズなので、ベッドカバーの色選びもポイントです。
ベッドカバーとカーテンの色をそろえると、部屋全体をすっきりと見せられます。
できれば同じ色がベストですが、難しければ同系色でもOK。
色をそろえるには、ベッドカバーもカーテンもシンプルなデザインの商品を選ぶと簡単です。
たとえば『プレミアムマイクロファイバー贅沢仕立てのとろけるカバーリング gran』は、やわらかい発色が人気のベッドカバー。
9色展開していますから、今持っているカーテンに合わせる場合でも、カーテンを買い替える場合でも、ほぼ合わせられますよ。
「カーテンの選び方なんて分からない!」という人は、以下の記事で説明していますので読んでみてください。
参考:カーテンで変わるインテリアコーディネート!おさえておきたいカーテン選びのコツ
寝室のあかりは適度な暗さが大切

人は交感神経と副交感神経という2つの自律神経によって、無意識に一日の活動リズムを刻んでいます。
朝明るくなると目が覚めて活発に活動し、日が落ちて暗くなってくると自然に眠くなるのは、2つの自律神経がうまく働いているからです。
夜リラックスして質の高い睡眠を得るためには副交感神経がうまく働くことが大切。その条件として外せないのが暗さなんです。
就寝時間の2時間くらい前からは寝室のあかりを少し落として、ゆっくり過ごすのがおすすめ。
全体照明を使わずに、ベッドサイドやベッドフレームのヘッド部分に小さなスタンドライトを置いておくと、適度な暗さになってスムーズに眠りに入れます。
まとめ
リビングに比べるとつい後回しになってしまいがちな寝室のインテリア。
けれど一日の約1/3という長い時間を過ごす場所ですから、居心地の良さを追求したいですね。
今回はシンプルなヒントをご紹介しましたので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、もっとベッドや布団、枕の選び方について詳しく知りたい方は↓のページを見てみてください。
参考:一人暮らしでどんな布団・ベッドを選ぶ?インテリアのプロの目で指南
ではまた、いのこでした。