北欧は日本の夏にも合う!涼しげでおしゃれなインテリアの工夫とは
北欧はとても寒い場所。そんな北欧のインテリアは、日本の夏に合わないという印象があるかもしれません。でも、実は北欧インテリアの哲学は和のスタイルと似ているところがあるんです。北欧インテリア×日本の夏の方法を説明します。
こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
今回のテーマは日本の夏に合う北欧インテリアです。日本の夏は高温多湿で、特にここ数年はかなり厳しい暑さが続くようになってきましたね。
部屋の室温や湿気といった機能的な部分は構造などが影響するのでインテリアだけでは解決できないこともあるのですが、視覚や触覚で涼やかさを得るという方法は意外にも効果的なんですよ。
北欧インテリアはそうした効果を得やすいスタイル。日本の夏にフィットする北欧インテリアの生かし方のコツを今回はお伝えします。
白や寒色で見た目にも涼しげな北欧テイストへ
まずは視覚的に涼やかさを得られる方法であるカラーコーディネートについて。
インテリアに使うカラーを工夫することで体感温度が上下するというのはよく知られていますね。
『色彩効用論―ガイアの色」(住宅新報社出版)という書籍の中で、室温や湿気や広さなどの条件を同じにした上で、内装の色が赤やオレンジといった暖色系の部屋と青やグレーといった寒色系との部屋とで体温の比較実験をしたところ、入室者の体温に約3℃の差が出たという実験結果が紹介されています。
実際、夏のインテリアとして紹介される事例には寒色系がベースとなったインテリアが多いですよね。これは色がもつ物理的な効果をインテリアに生かしているのです。見た目の涼やかさをインテリアで表現するのとしないのとでは、快適さにも差が出るということですね。
白夜があり厳しい寒さの環境に対応している北欧インテリアは、温かみを感じさせるテイストのイメージがありますが、いくつかのパターンの中には寒色系のスタイルもあります。床のフローリングが濃い木目の色ならこうした色合いのラグで見える面積を減らしたり、家具やカーテンといった比較的大きなインテリアアイテムをホワイトやブルー、グレーなどの寒色系でまとめるというスタイルです。
すっきりとしたさわやかな雰囲気になるだけでなく、リネンや木材などの自然素材を使いますから、日本の高温多湿な夏の時期に視覚的な涼やかさを与えてくれるスタイルとして気軽に取り入れられるのではないでしょうか。
夏に涼しく冬暖かい万能ラグを使おう
次に触覚的に涼やかさを得られる方法であるアイテムの質感について。
日本の夏のインテリアでよく使われている素材というとい草や竹、麻、綿といった素材でしょう。強い太陽光を遮るよしずやすだれ、床から上がってくる湿気を適度に吸収する畳、風通しを良くしてくれる麻や綿の布団カバーなど、どれも身近なものですね。
北欧インテリアでも、麻や綿といった素材はファブリック商品によく使われます。たとえばラグやクッション、ベッドカバーなどがそうですね。
その中でも室内において大きな面積を占めるラグは素材にこだわって選びたいもの。おすすめのラグとして紹介したいのがこちら、い草とデニムの異素材を絶妙なバランスで組み合わせた一年中使える素材のマルチパターンラグです。
参考:カイハラデニム×マルチパターン柄純国産い草ラグ【Incetter】インセッター 191×191cm
夏場は裸足で室内を歩く人も多いのでは?多くの神経が集まっていると言われる足の裏が直接当たるのがラグの特徴なので、その質感はかなり重要なポイントです。
この商品は適度な固さと、さらりとした触感が魅力。北欧インテリアとの相性もいい柄なので、夏のインテリアにぴったりのアイテムと言えるでしょう。
小物も涼やかさを考えて選ぼう
ここまでご紹介した方法は、主に部屋全体に関することでした。さらに北欧インテリアを夏の日本で楽しむには、インテリア小物にもこだわりたいですね。
先ほどお伝えしたカラーや質感をインテリア小物に取り入れていただいてもいいのですが、もっと簡単な方法は「いろんな素材を取り入れずひとつの素材に統一する」ということです。
おすすめしたいのはガラス素材。フラワーベースやキャンドルホルダーを陶器製からガラス製にしたり、カウンターなどにガラスのオブジェを加えたり、窓の近くに可愛いデザインのガラス製風鈴を下げたり…こうした小さな工夫をするだけで涼やかさがぐんとアップしますよ。
まとめ
梅雨が明けたらいよいよ夏のインテリアへの模様替えが始まるシーズン。その前に今から少しずつ準備していきましょう!
ではまた、いのこでした。