インテリアに合わせた北欧風壁掛け時計の選び方は?
つい殺風景になりがちな壁。そんな壁によく用いられるのが、壁掛け時計です。時間を知らせるだけでなく、インテリアとしての機能も十分に果たしてくれます。今回は、北欧インテリア風の壁掛け時計の選び方について説明します。
こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
今回は、北欧インテリアに合わせる壁掛け時計の選び方がテーマです。
フォトパネルや最近人気のファブリックパネルなど、壁面のデコレーションアイテムはいろいろ出ていますが、使いこなすのが難しそう……と感じる人は多いのでは?
壁面を上手に活用できれば、とてもセンスのいいインテリアという印象を与えることができます。
そこで取り入れたいのが壁掛け時計。飾るだけで実用と装飾を兼ねられますから、一人暮らしの初心者でも手軽にトライできるはずです。
今回は、北欧インテリアにフィットする壁掛け時計を選ぶ際に押さえておきたいコツをご紹介します。
北欧テイストたっぷりの壁掛け時計とは?
北欧インテリアというと「自然素材」「シンプル」「自然をモチーフとした柄」といったポイントは外せません。
壁掛け時計を選ぶ時も、基本的にはこういった素材とデザインをもとに選ぶと、大きく外すことはないでしょう。
まず、素材は木製を選ぶのがオーソドックスで外れも少ないです。ただ、メタリックでも構いません。メタリックな素材を選ぶならブリキ製のタイプだと北欧インテリアとフィットしやすいですね。
次にデザインですが、これはシンプルなタイプと少し凝ったタイプとに分かれます。
シンプルなタイプは丸型です。少し凝ったタイプは、木の葉や花、太陽、住宅などをモチーフとしたデザインが中心です。
数字をあえて表記せず、文字盤のデザインで数字の位置を表現するタイプもよくありますね。
また少しレトロチックなタイプだと、針や文字が凝ったデザインになっているのでおしゃれどもアップしますよ。
壁掛け時計本体が大きく目立つというよりは、壁面の一部にアクセントをつけるというほどよい存在感をもつタイプが多いです。
北欧テイストを感じさせる素材やモチーフをもつタイプを選ぶことで、インテリア全体となじみながらもアクセントとして生かしやすくなるでしょう。
壁の色と時計の色の調和を意識しよう
壁掛け時計の色と室内の壁の色のバランスにも気を配る必要があります
たとえば、部屋の壁がホワイト系の無地の場合、文字盤がホワイト系のタイプだととてもシンプルです。ただし周囲に同化しすぎる可能性がありますね。
どうせなら、イエローやブルー、グリーンといったきれいな色の文字盤をもつタイプを合わせると、より北欧っぽさがアップします。
最近、DIYで壁に木目のパネルやはがせる壁紙を使うインテリアが人気です。
そういった壁面に壁掛け時計を合わせる場合は、シンプルなデザインのタイプがいいでしょう。
モダンライクに寄せた雰囲気にするなら、アナログタイプではなくデジタルタイプにするとスタイリッシュですね。
黒い文字で表示するタイプにするとぐんと空間が引き締まりますよ。
雑貨としての置時計の使い方
ここまで壁掛け時計について見てきましたが、置時計の場合も考えてみましょう。
壁掛け時計が時計としての実用性と壁面の装飾を兼ねているのと同じく、置時計もインテリアのアクセントとなる雑貨として活用できます。
デザインや色についての選び方は壁掛け時計と変わりません。
ただし、置時計は比較的小さいですよね。そのため、部屋全体に影響を与えるというよりは、置いた場所の近くで他の雑貨やミニグリーンとともに飾って楽しむといった側面が強くなります。
中には、掛け置き両用の時計もあります。こうした時計を選ぶと、模様替えの際にアレンジが効きますからおすすめですよ。
まとめ
時計は、時間を知るという機能だけでなく、デザイン性も楽しめるインテリアアイテムです。
北欧インテリアの一部として、しっかりデザインや色を吟味してお気に入りを見つけてみてくださいね。
ではまた、いのこでした。