読書家必見!部屋の本棚をおしゃれに飾るには?本の上手な収納方法を伝授
本棚は、ただ本を収納するための家具にとどまらず、お部屋をおしゃれに彩るためのインテリアでもあります。今回は、効率的な収納を可能とするのはもちろん、よりスマートな本の収納方法について説明します。
こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
今回のテーマは、本の収納方法です。
読書好きの人にとって、文庫本やハードカバー、雑誌などの収納スペースはいくらあっても足りないというケースが多いのではないでしょうか。最近では電子書籍も増えていますが、やっぱり紙の本の魅力には抗いがたいものがありますよね。
所有している本の量や種類によって、適した収納方法は変わってきます。今回は、おしゃれでありながらしっかり本を収納できる方法にについて紹介していきましょう。
本棚を選ぶ前にチェックしておきたいこととは?
持っている本が片付かないので本棚がほしいという人は多いでしょう。
しかし、すぐ「どんな本棚にしようかな」と商品を選び始めるのはおすすめしません。
最初にするべきことは、今持っている本の量のチェックです。
本を収納するために本棚を購入するのですから、現状をきちんと把握しておくことが、適したサイズの本棚を選ぶ重要なポイントのひとつになります。
今持っている本の量とは、すでに収納できている本と、収納しきれずに床やテーブルなどの上に積み上げている本の両方を合わせた量です。
この作業によって、今ある本棚にプラスする形で新しい本棚を購入するのか、まったく新しく本棚を購入するのかを決めることができます。
まずは現状を把握して、そこから問題点をピックアップし、それを解決できる本棚を選ぶ。この流れで進めることが大切です。
「見せる」か「隠す」か収納方法を決める
所有している本の量を把握できたら、次は収納方法について考えます。
所有している本がどういった種類なのかによって、適した収納方法は異なります。ここでは、3種類の本棚をご紹介しましょう。
背後にも収納できるフラップ扉タイプ
たとえばフォトジェニックな表紙の雑誌をたくさん持っているなら、なるべく表紙が見えるような本棚がいいですよね。
そう考えると、縦置きにする普通の本棚よりも、背後にも本を収納できるフラップ扉タイプの本棚がおすすめです。
取り出しやすいオープンタイプ
また、大量の本がどこにあるのかを探しやすくしたいなら、背表紙を見せてきっちり並べていくオープンタイプの本棚がいいでしょう。
取り出しいのはもちろん、デザイン性の高い本をインテリアアイテムとしてデコレーションできます。
一方で、ほこりなどが付きやすいのには注意してください。それに、いろんな種類の本がすべて見えるために、やや雑然とした雰囲気になってしまいがちです。
収納性抜群!押し入れ収納タイプ
所有しておきたいけれど年に数回しか読まない本を収納したいなら扉付きの本棚にするか、押し入れ収納タイプがベストです。
ほこりや日焼けなどを避けられるので本の劣化が防げますし、室内がすっきりとした見た目になりますのでインテリアを壊しません。
その一方で、読みたい本を取り出す際に扉を開けるという作業がワンクッション入るので、やや出し入れが面倒ではあります。
頻繁に読む本は、押し入れ収納タイプ以外の本棚にしまいましょう。
スマートな見映えと収納量は外せないポイント!
服や靴などと同じく、本も時間が経つにつれてどんどん量が増えていきます。
引っ越した当初は余裕があっても、気づいたらいっぱいになっていた……ということはよくありますよね。
本が増えていくことを踏まえて、少し大きめかなと思うくらいのサイズの本棚を選びましょう。
いつでも取り出しやすいようリビングに本棚を置きたいなら、天井まで収納できる背の高いタイプがいいでしょう。
天井までつかえるタイプにすると、収納量も確保できますし、カウンタータイプの本棚よりもかえってすっきり見えます。
ほこりが付かないようにしたいなら、扉付きの本棚がいいでしょう。
さまざまな色やサイズの本を隠して収納しますから、室内に色の氾濫が起きにくく、見た目がとてもスマートですよ。
いずれのタイプを選ぶにしても、部屋のインテリアテイストと合わせた色にすることは基本です。
ナチュラルテイストやカントリーテイストの部屋ならホワイトやブラウン、モダンテイストやアンティークテイストの部屋ならホワイトやブラック、グレーなどを合わせましょう。
まとめ
本棚は少なくともひとつは購入しておきたい家具。所有している本の種類や量、本の使い方に合わせて選ぶことが大切です。
大切な本とともに快適に過ごせる空間になるよう、お気に入りの本棚をじっくりと探してみてください。
ではまた、いのこでした。