【部屋のインテリア術】和室の持ち味を生かしておしゃれ度アップ!
多くのマンションやアパート、一軒家には畳のお部屋がありますよね。何とか和のテイストを生かしておしゃれにしたいと思いつつ、なかなか雑誌やネットの実例のようにはいかないであきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか。今回は、手軽にできるおしゃれの考え方をお伝えしたいと思います。
こんにちは、caravanです。
和室をおしゃれにコーディネートしたいけど、どうやったらセンス良くできるのかわからない……
今回は、そんな方のために和室ならではのインテリアコーディネート術をご紹介していきます。部屋の持ち味を生かして、どこか落ち着く素敵なインテリアをつくっていきましょう。
畳や建具と家具の色を合わせる
絶対に覚えておきたいのは、家具の色の選び方です。畳や建具(ドア、引き戸、収納扉)など、和室にもともとある色と揃えるのが基本となります。
特に和室の建具には木が使われることが多いですよね。この木の色に合わせて家具を選ぶのがポイントです。
ナチュラルなベージュ系の木の色なら、明るい雰囲気の和室になります。濃いブラウン系の木の色なら、少しレトロで落ち着いた雰囲気です。
ただ、ベージュにしろブラウン系にしろ濃淡の種類が多すぎて、どれくらい濃さを合わせればいいのか判断に困ることがあるかもしれません。
正直なところ、それほど神経質になって濃さを揃える必要はありません。少し建具の濃さとずれてもよいので、一般的なブラウン系の家具であればどんな和室にも合いますよ。
家具・小物類は最小限にして「余白」を楽しもう
和の思想は、今で言う「ミニマリズム」とか「断捨離」と似ているところがあります。モノが多いことをよしとせず、むしろ最低限のモノだけを置いて、部屋の余白や空間を楽しむ、という考え方です。
ですから、和室のおしゃれを考えるときも余白を残すよう意識したいですね。部屋に入ったときに、目に入る情報量を減らすようにしましょう。
具体的には、まず背の低い家具にすることです。
和室は基本的に床に座るもの。床に座ると目線が低くなるので、背の高い家具を置くと圧迫感がでてしまい、落ち着いた空間になりません。
座ったときに、目線より高くなる家具は置かないようにしてみましょう。
もちろん、置く家具の数も必要最小限にとどめましょう。できれば、収納したものが見えないように、扉や引き出しなどがついている家具を選んでください。
小物もそれほど必要ありません。おすすめなのは、小ぶりな植物や苔玉、盆栽です。こうしたグリーンを2~3個ほど置いておくと、ほっとする和のインテリアにできます。
和物雑貨・インテリアを扱うショップを参考にしてみる
和室のおしゃれなコーディネートが分からなければ、和物の雑貨やインテリアグッズを扱うお店に行くと参考になりますよ。私も、よく足を運んでいます。
特に、古い家屋(長屋や古民家など)を利用しているところがベストですね。和室に合うアイテムを販売しているのはもちろん、お店の陳列自体がおしゃれだったりします。こういったお店から、おしゃれのアイディアを学べることがあります。
洋服を買うときに、店頭のマネキンと全く同じ組み合わせのものにすると外れがないですよね。「マネキン買い」というやつです。これと同じ発想です。
たとえば、照明器具の使い方や、雰囲気の作り方ですね。私が特に古いものが好きということもありますが、和室の持ち味を活かしたコーディネートをしたい人はぜひ訪れてみてください。
まとめ
和室の良いところは、床に座って落ち着けることです。目線を低くすることで、部屋も広く感じられます。
余計なものや、背の高い家具は置かないようにしましょう。部屋には余白をもって、広々と落ち着いた和室の部屋づくりを心がけてくださいね。
以上、caravanでした。