【学生×ワンルーム】おしゃれ部屋をつくる基礎のキソ3点
プロのインテリアコーディネーターが、ワンルームに住む学生に向けて「簡単で安くできるおしゃれ部屋の基礎」を分かりやすく説明します。
こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
今回は、学生さんが住むワンルームの部屋をおしゃれなインテリアにするというテーマです。
ワンルームの場合、インテリアづくりにおいてどんな工夫をするとおしゃれに見えるのか、3つの基礎をお伝えしますよ。
まずは最低限のアイテムだけ!すっきり部屋がおしゃれの基本!
ワンルームだと、パーテーションやのれんなどで目隠しをしない限り、玄関ドアを開けて入るとすぐ部屋全体が見える状態です。
これだけ狭い部屋だと、物が多い状態ではおしゃれなインテリアを楽しむのはなかなか難しいと言えるでしょう。
家具や雑貨などの美しい色やデザインも生かされません。せっかく選んだお気に入りのインテリアアイテムのよさが物に埋もれてしまってはもったいないですよね。
不要な物は捨てる、そして安易に物を増やさない、この2つはおしゃれなインテリアづくりをめざす基礎の基礎。
常に意識しておくと、インテリアを楽しめるすっきりとした状態をキープできますよ。
センスがよく見える?アクセントを1種類だけ加えてみよう
片づけによっておしゃれなインテリアづくりの基礎ができたら、次は少しだけ室内に変化を加えます。
このとき注意したいのは、加える変化を1種類だけとすることです。
ワンルームは部屋が狭いので、いろんな家具や雑貨などを置いたり多くの色を使ったりする方法でおしゃれ度をアップさせる方法は向いていません。
家具は最低限必要なものだけにして、色のトーンは統一しましょう。
たとえばカーテンなどのファブリック類や雑貨類も、家具と色のトーンを合わせます。
その上でデザイン性の高い鮮やかな色のクッションを置く、個性的なデザインの照明器具を吊るすといったアクセントを加えるといいでしょう。
お気に入りの雑貨や憧れのデザインのファブリックなどを使うと、ぐんと空間がセンスアップするはずです。
狭いからこそ壁面を有効に使おう
ワンルームだと、雑貨などを飾るスペースも多くはありません。
そんなワンルームのインテリアをよりおしゃれに見せるコツは、壁面を上手に使うこと。
インテリアというとどうしても家具のレイアウトやカラーコーディネートに注目しがちですが、おしゃれなインテリアだなと感じさせる部屋は例外なく壁面を使いこなしています。
絵や写真やファブリックパネルなどを飾るという王道の方法はもちろん、小さな棚をつけてインテリアグリーンを飾ったり、大きめの鏡をつけて光を拡散させ室内を明るくしたりといった方法もおすすめ。
特に鏡は、反射によって部屋を広く見せる効果もありますから、ワンルームにはぜひ取り入れてみましょう。
まとめ
憧れのワンルームでの一人暮らし、せっかくですから好みのインテリアの部屋にして心地よく暮らしたいものです。
おしゃれに見せる方法はいろいろあって試してみたい気持ちもあるかもしれませんが、まずは基礎的なこの3つのコツを実践してみてくださいね。
ではまた、いのこでした。