部屋のカーテンをおしゃれにセットするには?色の合わせ方と機能性
カーテンって色も柄も大きさも種類もたくさんあって、どう選べばいいのか困りますよね。でも、実は床や壁の色を踏まえるだけでおしゃれになるカーテンを絞り込めるんです。今回は、遮光カーテンやシェードタイプなども含めて「おしゃれなカーテン」について説明します。
こんにちは、megumiです。私生活では北欧インテリアが大好きで、中学生の母親をやっています。
インテリアの重要なアイテムのひとつとして、カーテン選びに悩む方も多いのではないでしょうか? 確かに、カーテンを取り替えるだけで、部屋の雰囲気はグッと変化しますよ。もちろんインテリアのカラーコーディネートにも関係します。
今回は、カーテンチョイスのポイントや機能性などをご紹介しましょう。
カーテンの色は床の色を踏まえて考える
カーテンショップやショールームなどに行くと、多数のカーテン生地サンプルがあります。ただ単純に、これらのサンプルを見ているだけでは迷うだけでしょう。
そんな膨大なサンプルの中から選ぶためには、コツがあります。それは、床の色を踏まえること。とくに掃き出し窓と呼ばれる、床まである大きな窓にカーテンをセットする場合は、床材との兼ね合いが重要です。
たとえば床材がナチュラルなベージュの場合、同系色にしてナチュラルな雰囲気を演出できます。逆に、濃いダーク調のブラウンなどでコントラストをつけて、スタイリッシュな印象にする方法もあります。
でも、どちらかと言うと同系色にするのがおすすめです。初心者のカーテン選びのコツは、同系色にしてまとまりのあるインテリアにすることです。あえて別の色をチョイスする手もあるのですが、全く似合わない……というリスクもありますからね。色選びのコツが何となく分かってきたら、コントラストをつけてみてはいかがでしょうか。
なお、それでも有彩色(赤や青、黄などの色味を持つカラー)を加えたいときには、家具の色合いやクッションカバーの色合いと似たような色をチョイスすると統一感が出てきますよ。
カーテンの遮光性とメンテナンス性にも配慮
カーテン選びのとき、ついついデザイン性を気にしがちです。でも、デザイン性だけではなくて実用性にも気を配る必要があるんですね。当たり前のようですが、おしゃれなカーテンを追い求めていると、「薄すぎて夏の朝がキツイ」とか、「洗濯機で洗えず汚れてきた」という羽目に陥ります。
実用性という点で考えると、カーテンには消臭タイプや断熱タイプなど、機能付きのものがいろいろあります。そのひとつとして一般家庭にも広くおすすめできるのが、光を遮る「遮光カーテン」です。
遮光カーテンのよいところは、光も熱も遮断できる点。朝もよく眠れるばかりでなく、夏も冬も部屋の気温を維持しやすく、エアコンをつける時間が減ってエコにもなります。
遮光カーテンは黒の糸を織り込んでいるタイプのものや、アルミを生地に真空蒸着させるもの、ウレタン樹脂をコーティングして遮光機能を加えたものなどがあります。
いろいろな材質のものがあるんですが、選び方としては「等級」にさえ気をつけていればOKです。
等級とは、要するに光をどれだけ遮れるかということ。1級から3級まであり少しずつ遮る力=遮光率が異なります。
- ・1級の遮光率は、99.99%以上で人の顔が認識できないレベル。
- ・2級の遮光率は、99.80%以上〜99.99%未満で人の顔や表情がわかるレベル。
- ・3級の遮光率は、99.40%以上〜99.80%未満で人の表情が感じ取れますが、レターを書くといった作業には暗いレベル。
こんな感じで、等級によって遮光率が変わってきます。日の出ている時間にどれくらい部屋を暗くしたいのかを考えて、遮光カーテンを選ぶといいですよ。
遮光性に加えてもう一つ、お手入れのしやすさも重要です。
毎日生活していると、どうしてもカーテンやレースの汚れが気になってしまいます。洗いたくなることもありますよね。ところが、、ドライクリーニングや手洗いが必要なカーテンも多いです。
そこで、洗濯機使用がOKなウォッシャブルタイプを選ぶのがおすすめです。自宅で簡単にメンテナンスができるとラクというだけではなく、清潔に気持ちよく過ごせますよ。
人気のシェードスタイルでもっと個性的に!
カーテンと言えば、ドレープ(厚手のカーテン)とレースの二重掛けが定番のスタイルです。しかし、二重掛けスタイル以外にも、ブラインドのように上下に動く「シェードスタイル」もあります。これが最近人気のカーテンですね。
シェードスタイルのカーテンは、一枚の布を操作用のヒモで上下させます。シェードを全部下ろすと、生地がフラットになりシンプルな印象になります。
このようにシェードスタイルのメリットは、部屋をスッキリとした雰囲気にできること。上に閉じてしまえば、窓の周りにカーテンが見えにくくなるためですね。カーテンと同じ生地をつかるため、カーテンのソフトな柔らかさと、カーテンにはないスッキリとした印象の両方を付け加えることが可能です。
近年のモデルルームでは、大きな掃き出し窓に普通のカーテンではなく、あえてシェードスタイルを取りつけることもあります。窓辺をすっきりとさせて、モダンでスタイリッシュな印象付けにはもってこいです。
ただしシェードスタイルを取り入れるためには、窓ガラスの開閉方法に気をつけましょう。たとえば、掃き出し窓には向いていません。掃き出し窓から出入りすることが多いと思うのですが、そのたびにカーテンを上げ下げしないといけなくなります。普通のカーテンなら、閉めた状態でも出入りできるんですけどね……正直、出入り口にシェードスタイルを取りつけると後で面倒になります。
できれば、腰高窓や小窓など出入りがない場所に設置することをおすすめします。
まとめ
カーテン選びのコツを少しでも掴んでいただきましたか?
さまざまな色や柄があるカーテンは、選択するのに正直難しさを感じることもあるでしょう。実際、カーテン選びに悩まれる方は多いです。
そのようなときには、床の色を踏まえてカーテンを選択しましょう。床の色に近い色のカーテンを選択すれば、似合う可能性はかなり高くなります。
それでも
最後までお読みいただきありがとうございます、megumiでした。では、また。