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一人暮らしのインテリアコーディネート!絶対守りたいコツとは?

Posted: 2018/06/13
いのこ いのこ

一人暮らしが初めてだと、インテリアコーディネートと言われても戸惑ってしまうかもしれませんね。それでも、やはりせっかくの「自分の城」ですから、おしゃれできれいに整った部屋を目指したいもの。今回は、細かい話は抜きにして自分なりのおしゃれを目指せる「コツ」をこっそり伝授します!

一人暮らしのインテリアコーディネート!絶対守りたいコツとは?

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。


今回は、一人暮らしの空間でインテリアコーディネートを考える際に押さえておきたいコツがテーマです。

賃貸住宅の場合、広さや内装に制約がある中でインテリアを考えていかなければいけません。ただ、制約と考えると我慢になってしまいますよね。

広さや内装は、あくまでも条件のひとつでしかないと考えると、心理的にはかなり楽になるのではないでしょうか。動かせない条件を上手に生かして好みのインテリアにしていく、これもなかなか面白いものです。


そんなインテリアづくりのコツについてお伝えしていきましょう。

暮らすためのスペースが確保できる兼用家具に注目!

暮らすためのスペースが確保できる兼用家具に注目!

一人暮らしの部屋の間取りのほとんどは、ワンルームや1K。キッチンや浴室などの水まわりスペースをのぞいた居室スペースはけして広くありません。

ソファやベッド、テーブルなどの家具があれば確かに便利です。でも、家具を優先したために狭くなってしまいます。くつろげるよう家具を置いたのに、かえってくつろげない空間になってしまうとしたら、もったいないですよね。


そこで考えたいのが、暮らすためのスペースを家具スペースよりも優先させること。

欲しい家具があるとして、それが本当になければ生活できないのかを購入する前にしっかり検討してみてください。

検討した結果、やはり欲しい! となったら、次は兼用家具が使えないかを検討してみましょう。


兼用家具とは、ひとつで複数の用途を備えた家具のこと。

たとえばベッドなら、ソファベッドや収納付きベッド、デスクの上にベッドがレイアウトされたロフトベッドなどがそれにあたります。

単機能の家具ばかりを選ぶと家具スペースが広くなり、暮らすためのスペースをどんどん削ることになりますから、こうした兼用家具を取り入れてみるのはおすすめですよ。

2:1の法則で家具をコンパクトにまとめよう

2:1の法則で家具をコンパクトにまとめよう

兼用家具を取り入れたとしても、やっぱり部屋が狭い。そんな人も多いでしょう。そもそも欲しい家具の数が少なくても、すっきりしたインテリアにはなりにくいです。

取り入れた家具をどう配置するか、つまり室内での家具のレイアウトも重要なポイントとなります。


ぜひ覚えていただきたいのは、家具で室内の床が隠れる面積を全体の1/3程度に抑えると、部屋が比較的スッキリ見えるということです。

ワンルームや1Kといった限られた広さの部屋は、床の隠れる面積が多くなるほど狭く感じます。

家具を置かず床が見える部分と、家具を置いて床が見えない部分とを2:1の比率でまとめるのが理想的ですね。


また、室内の4面の壁のうち1面だけでも家具などでふさがないようにしましょう。これも、全体を広く見えせるコツのひとつです。

インテリアコーディネートを考える際には、家具をあちこちに点在させるのではなくできるだけまとめて配置することを考えましょう。

色の数より色みに注目!

色の数より色みに注目!

部屋のインテリアの印象を左右するのは色のバランスです。

よく「ひとつの空間で使う色は3色まで」という話を聞きますが、実際問題として色の数をたった3つに絞るのはほぼ不可能ですよね。


それよりも、色みをそろえることに注力してみましょう。要するに、似たような色に統一するということです。

どんな色でも、「真っ赤」「真っ青」などのいわゆる純色以外の色は、すべてブルーベースかイエローベースのどちらかの要素をもっています。

ブルーベースとは青み、イエローベースとは黄みのことと考えると分かりやすいです。


たとえば赤系の色のうち、ブルーベースに寄っていくほどローズに、イエローベースに寄っていくほどオレンジに近くなります。

青系の色だと、ブルーベースに寄っていくほど紺に、イエローベースに寄っていくほど黄緑に近くなります。

赤系の色と青系の色を同じ空間で使うとしたら、同じベースをもつ色でまとめると自然になるんです。


先ほど挙げた色でいくと、ローズと紺の組み合わせや、オレンジと黄緑の組み合わせだとしっくりくるということ。

逆に色みが混ざると、互いがにごって見えたり、コントラストが効きすぎて落ち着かない雰囲気になりやすく、結果的に狭く見えます。

あえて色みを混ぜるコーディネート方法もあるのですが、使う色のバランスのとり方に慣れてないと失敗しやすいのでおすすめしません。


色みをそろえれば、色の数は増えても大丈夫です。家具やカーテンなどを購入する際には、この「色み」という点を頭に入れておくといいですよ。

まとめ

一人暮らしのインテリアをおしゃれに見せるために押さえておきたいコツはいろいろありますが、まずはこの3つのコツを覚えておきましょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね。


ではまた、いのこでした。

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