気分は西海岸?マリンテイストを取り入れたインテリアコーディネート
夏にぴったりのマリンテイストを取り入れたインテリアの紹介です。一般的な賃貸住宅だとコーディネートが難しい点もありますが、ちょっとした工夫で変えることもできますよ。
こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
今回はマリンテイストのインテリアコーディネートがテーマです。
梅雨が明けるのもあと少しですから、夏はすぐそこ。涼やかなインテリアにすると夏らしさをたっぷり楽しめますね。
マリンテイストを取り入れたインテリアをつくるにはどうしたらいいのか、そのコツをお伝えしていきます。
ブルーを家具や床に取り入れる
マリンテイストのインテリアで欠かせないのは、ブルーを取り入れることです。海や空をイメージさせ、清涼感をもたらすのにもってこい。
同じブルーでも、落ち着いた大人の雰囲気を出したいなら濃いめの色を使いましょう。
ラグやソファカバーに使ってもいいですし、ホワイト系のソファに濃いめのブルーのクッションを置いてコントラストを効かせるとおしゃれに見えます。
もう少し大きな面積で使う場合は、はがせるタイプの壁紙で無地の濃いブルーを選んでみては?
部屋の壁の1面だけ貼るとぐんと印象が変わり、西海岸テイストが強くなりますよ。
ブルーの特徴は、他の色と合わせやすいことです。
ホワイトと合わせると明るく、グレーと合わせるとクールな雰囲気になりますから、好みに合わせて組み合わせる色を決めるといいでしょう。
マリンテイストの雑貨・小物をたっぷりと
マリンテイストのインテリアを演出するには、色の組み合わせだけではやや足りません。
さらにテイストを強めるためには、マリンテイストの雑貨や小物を上手に活用するのがおすすめです。
定番はサンゴやヒトデのオブジェや貝殻などの海の生物をモチーフとした雑貨。
初夏から雑貨店や家具店で取り扱いが増えるこうしたオブジェは、置くだけで海の雰囲気を満喫できるすぐれものです。
キッチンカウンターの端や玄関のカウンター、トイレの窓ぎわなどにこうしたオブジェをちょこんと置くと、マリンテイストが常に感じられていいですね。
ファブリックについてもこだわりを持って選びましょう。
テーブルクロスやランチョンマットをブルーとホワイトのストライプ柄にしたり、海の情景を描いたイラストの入ったクッションを置いたりするのはおすすめ。
海の写真を額に入れて壁に飾るのもいいですね。
このように、海っぽいアイテムでマリンテイストを出すのがお手軽ですよ。
窓まわりの工夫も忘れずに
意外に忘れがちなのが、窓まわりです。
室内にいろんなマリンテイストの小物を入れたけれど窓まわりはそのまま……というケースは多いのではないでしょうか。
部屋の中で大きな面積を閉めている窓にもマリンテイストを加えることで、一気に室内のインテリアがまとまります。
カーテンを変えるだけなら、先ほども述べたマリンテイストの強いブルーやホワイト、グレーといった色を選びましょう。
また無地よりもストライプ柄や海の生き物をモチーフにした柄のほうが、より海を感じさせます。
カーテンはシンプルな無地で、カーテンを留める金具であるタッセルにデザイン性を求めるという方法もあります。
ガラス製の玉を使ったタッセルは涼しげで、無地のカーテンと合わせるといいアクセントになります。
また、カーテンではなくブラインドに変えるという方法もいいですね。
布が左右にたまってやや重たい印象を与えるカーテンに比べて、ブラインドはスラットが重なっていくのですっきりとした印象を与えます。
シャープな印象を与えたいならブラインドはおすすめですよ。
まとめ
マリンテイストのインテリアは夏シーズンにしか楽しめないのではなく、西海岸テイストのインテリアと合わせて一年中楽しめるのが魅力。
一気に仕上げてしまおうと思わずに、少しずつお気に入りの雑貨を集めるという醍醐味も味わいながらゆっくり作り上げていってくださいね。
ではまた、いのこでした。