北欧インテリアを取り入れてキッチンをほっこり空間に変える方法
毎日使うキッチン、ふと気を抜くとすぐに汚れと調味料や食器でしっちゃかめっちゃかになってしまいますよね……そこでおすすめしたいのが、ちょっとした「投資」と「工夫」でキッチンを北欧テイストに変えてしまうこと。これだけで生活や調理が楽しくなりますよ。
こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
今回のテーマは北欧インテリアとキッチンアイテムです。
北欧インテリアの柄や色を取り入れたキッチンアイテムは、シンプルながら存在感があって根強い人気がありますね。インテリアというとリビングのイメージがありますが、毎日何度も使うキッチンもお気に入りのアイテムでそろえたいもの。
そこで今回は、北欧インテリアをキッチンに取り入れる方法としてキッチンアイテムに注目してみましょう。
北欧インテリアのイメージって?
北欧インテリアというと、「自然をモチーフとしている」「シンプル」などの特徴が思いつくのではないでしょうか。
植物や鳥などが描かれたアイテムが多く、それ以外の柄としても幾何学柄が中心でコーディネートしやすいのが特徴です。
また、ファブリック素材の持つ温かみを活かした家具や雑貨も多いですね。
そう考えると、金属製が多いキッチンアイテムとは合わせにくいイメージがあるかもしれません。
しかし金属部分が一部だけであれば、北欧インテリアとのバランスが崩れることはありません。素材だけでなく色あいや形にもこだわって選んでいくといいですよ。
北欧テイストの調理器具・食器をセット!
では、北欧インテリアに合う調理器具や食器とはどういったものなのかを簡単に説明しましょう。
木製アイテムが北欧インテリアにはぴったり
まずもっとも相性がいいのは木製のアイテムです。サラダサーバーやレードルといった調理器具には木製のものがあるので、こうしたタイプを使うと北欧テイストを味わえます。サラダボウルや鍋敷きといったアイテムも木製にするとまとまりやすいですね。
包丁やお玉などはどうしても一部金属がありますが、持ち手部分が木製ならOK。
ホーロー素材でキッチンを彩る
木製のアイテムだけではカバーしきれませんので、それ以外の素材としておすすめなのはホーロー製です。
鍋やフライパン、ケトル、ココットなどはホーロー製を選ぶと、木製のアイテムとの相性もよく北欧テイストを演出することができます。
ホーロー製のアイテムは、木製アイテムの引き立て役であるだけではありません。発色がきれいなので、それ自体がひとつのインテリアになります。
さらにやさしいカーブをもつシンプルなフォルムのものを選ぶといいですよ。
北欧ならではの陶器製の食器
調理器具だけでなく、食器も北欧テイストでそろえたいですね。
シンプルなタイプが好みなら、フィンランドの陶器ブランド・アラビアのkoko シリーズや、同じくフィンランドの食器ブランド・イッタラのTeemaシリーズなどがおすすめです。
北欧テイストならではの自然をモチーフとした柄を楽しみたいなら、スウェーデンの陶器ブランド・イエローリーブスシリーズがおしゃれです。
それ以外で最近注目されているのは、猫をモチーフにした陶芸家リサ・ソーランの食器シリーズ。
国内の有名女性ファッション誌が付録に選ぶほどの人気で、独特なタッチのイラストがなんともキュートです。
ファブリックで手軽に北欧インテリアを実現!
北欧テイストの調理器具や食器の魅力をより引き立てるには、それに合わせるファブリック類にもこだわりたいもの。
たとえば食器と合わせるランチョンマットは、食器のもつ色あいや柄を生かすためにシンプルな無地のタイプをまずは準備しておきましょう。
食器をシンプルなものでそろえるなら、幾何学柄や植物などを描いた柄のランチョンマットを合わせてもいいですね。
無地と柄、2種類のランチョンマットを準備しておくとコーディネートのバリエーションも広がります。
キッチン全体で北欧テイストを楽しむなら、キッチンマットについても北欧テイストのものを選びましょう。
北欧テイストが出せる色はホワイトやイエロー、ブルー、グリーン、薄いグレーなどです。キッチンの扉と合わせてもいいですし、上記の色からキッチンの扉とはあえて違う色を選んでもいいでしょう。
キッチンの扉が無地でシンプルですから、キッチンマットは柄のタイプを選ぶほうが華やかです。
加工食品や野菜類などをストックする場合は、カゴに入れて北欧テイストのファブリックを上から掛けるとおしゃれですね。
キッチンの扉やキッチンマットと色あいを合わせると統一感が出ますよ。
まとめ
部屋全体を北欧インテリアにしていて、リビングやダイニングとキッチンが一体の間取りなら、キッチンも北欧インテリアでまとめるとすっきりします。
北欧テイストの調理器具や食器植物はかわいくておしゃれなものが多いですから、選ぶ楽しさとコーディネートする楽しさを同時に味わってくださいね。
ではまた、いのこでした。